グループ展「白日夢」について

GALLERY小暮で毎年恒例となっているグループ展のシリーズは今年で6回目を迎える。2006年「トウメイ人間」、2007年「ハコ人間」、2008年「空中庭園」、さらに会場をLOWERAKIHABARA. に移し、2009年「月人間」、2010年 「汽球人間」、そして今年の
「白日夢」となる。
コンセプトは、GALLERY小暮の哲学そのものを備えた若きアーティストの共演である。Japanese cultureに欠かせない4原則＝創造、技巧、意匠、色感を備え、さらに一歩進んだ熟成を果たすであろうartistを紹介することである。
トウメイ人間では作家7人でスタートし、序々にメンバーを増やし、月人間では10作家、そして今回の白日夢では11作家となった。昨年に引き続き、GALLERY小暮唯一の外国人アーティスト、台湾からローチャンぺン氏の力作に加え、今回初参加の新人・藤城正晴（日本画）、山本隆博（鉛筆、油彩）も注目していただきたい。今年6目となるこのグループ展は、GALLERY小暮・LOWER AKIHABARA.が4原則の理念を互いに共有し合う若きアーティスト達によって構成され、年に一度の最も重要な恒例の展覧会ある。